


パーソナルデータを活用した
共創プロジェクト
Dprime Labの第二弾がスタート。
新しいパートナーは、日本のものづくりを
次世代に継承するために
関わるすべての人々をつなぐ
プラットフォーム=TSUKURIBA。
ユーザーの視点や体験から導き出された
4種類の飲み物に最適な器。
それは職人の高齢化や後継者不足といった
伝統工芸の深刻な課題に向き合い
エシカル消費や地方創生に貢献します。
プロジェクトの流れ
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1. Dprimeで
プロジェクト参加者募集開始・@ビール、A日本酒、
Bお茶、Cコーヒーから
あなたが特別な器で飲みたい飲み物を選択 -
2. 4種の飲み物に最適な器を考案
・選択した飲み物を飲むのに
相応しい伝統技術、職人さんと
マッチング。
グラス、器などのデザイン、
飲み心地などを
皆さんと職人さんで共創・アンケートにご回答いただきます
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3. 4種の飲み物に最適な器が完成
※参画者の中から抽選で完成した品をプレゼント予定
プロジェクト動画
第1話
ユーザーの視点や体験からものづくりを導き出すDprime Lab 第二弾がスタート。今回は日本の伝統工芸の未来を切り開くプロジェクト。第1話はパートナーのやま平窯元(有田焼)、廣田硝子(江戸切子)が抱える想いを伝えます。
第2話
第2話に登場するのは工芸が盛んな北陸でものづくりに取り組む能作(高岡銅器)と輪島キリモト(輪島塗)。ユーザーのデータと伝統の融合が生み出す新しい文化に期待を寄せる未来へのメッセージ。
プロジェクトの参画方法
プロジェクトメンバー
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開発担当
株式会社ライヴス
TSUKURIBA発案者鈴木 祥子想いをみる開発担当 株式会社ライヴス TSUKURIBA発案者
鈴木 祥子消費者と小さな企業をつなげたい。
これまでライヴスでは、ものづくりの会社へのコンサルティング、マーケティングをサポートし続けてきました。高齢化問題などを抱える職人の技術を、次世代にどう残していくかは大きな課題です。日本の財産であるものづくりの技術、文化を守るために、新しい業界の仕組みを作りたい。そんな想いからTSUKURIBAをスタートしました。つくり手が企画した商品が仲介を通してショップに並ぶ従来の流れでは、ニーズを見誤ると在庫を抱えてしまう。消費者と中小企業をダイレクトに結びつける仕組みが生まれれば、小さな企業の強みである機動力を生かした多様なものづくりが可能になります。
ユーザーの嗜好を伝統がかたちに。
作られた商品に対するフィードバックでは、それ自体が本当にお客様のニーズに沿ったものであるかを判断するのは難しい。しかしデータを活用した商品開発なら、個人のライフスタイルに合わせた具体的な提案ができます。また、TSUKURIBAとして、お客様一人に対して一人の職人がものを作るビジネスは経験がありますが、多くの意見を集約し、複数の企業で向き合うのは初めて。私たちだけでなく、職人の期待も大きいプロジェクトと思います。伝統が作り上げたものを買うのではなく、ユーザーがほしいものが伝統の技術によって作られていく社会をDprimeと作り出せたらいいな、と思います。
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Dprime担当
三菱UFJ信託銀行久保 昂史想いをみるDprime担当 三菱UFJ信託銀行
久保 昂史企業への応援を身近に。
クラウドファウンディングなどの支援サービスに比べ、Dprimeは気軽に企業を応援することができます。データを提供し、それを受け取った企業がマーケティングや制作活動に生かす。対価やメリットを直接的に享受しあえるのも大きな魅力です。属性に合わせて職人がフレキシブルに作品を作る新しい試みが、伝統工芸の底力に触れるよい機会に繋って欲しい。今回は日常で使う器がお題ということで、ユーザーがものづくりの良さを実感しやすい。腕利きの職人さんが作ると、いつものお茶やコーヒーやお酒がこんなにも美味しく感じることも知ってもらえたら。
職人の活躍が、地方創生の一助に。
大手企業ではすでに進んでいるデータビジネスを、Dprimeはあらゆる規模やニーズで活用することができます。伝統工芸に限らず、誇れる技術を持った職人が全国にはまだまだたくさんいますが、なかなか認識されていないのも事実。ユーザーの希望に沿ったものづくり、またそれを超える物が世の中に認知されるお手伝いを私たちはしたい。「いい物だから使ってみたい」。そんなシンプルな理由が地場産業の市場を大きくし、職人の需要を高めることができます。プロジェクト第二弾は、それぞれの地域が持続可能な社会を切り開く、地方創生の大きな一歩です。
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プロジェクトパートナー
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コーヒーカップ東京都 江戸切子・江戸硝子廣田硝子
株式会社詳細をみるコーヒーカップ 東京都 江戸切子・江戸硝子
廣田硝子株式会社古き良き江戸切子を現代に合わせて
1899年に創業した東京で最も歴史のある硝子メーカーの一つである廣田硝子に、コーヒーカップの制作を依頼しました。江戸時代の後期からはじまった江戸切子や吹き硝子など、伝統的な手仕事を継承しつつ、現代のインテリアに調和するプロダクトには、職人の生きた技術と感性が息づいています。現在は、4代目の廣田達朗氏による繊細なバランス感覚を生かし、どこか懐かしい酒器からユニークな雑貨まで、硝子ならではの美しさを表現し続けています。
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茶器佐賀県 有田焼有限会社
やま平窯元詳細をみる茶器 佐賀県 有田焼
有限会社 やま平窯元有田焼の伝統に繊細なものづくりを融合
やま平窯は有田焼の窯元「山庄窯」の二男、山本平作氏が、自身の名前から二文字をとって戦後まもなく創業しました。業務用食器で培った確かな技術と豊かなノウハウを生かし、シンプルながら驚きと感動を与える器を作り続けています。2011年に自社ブランドとして家庭用食器を展開し、翌年には卵の殻のように薄い飲み口を特徴とする磁器「エッグシェル」が大ヒット。使い心地にこだわる繊細なものづくりで、まだ見ぬ茶器に挑戦します。
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ビアカップ富山県 錫器株式会社能作詳細をみるビアカップ 富山県 錫器
株式会社能作錫(すず)100%の加工でオリジナリティを育む
江戸時代初期より鋳物の街として栄え、いまも銅器の生産では日本一を誇る富山県高岡市では、仏具や茶道具をはじめとする鋳物が、幅広く作られています。能作は、1916年にその歴史をスタートしました。戦後のライフスタイルの大きな変化に伴い、苦境に立たされながらも錫100%を加工するという斬新なアイデアをかたちにすることで、数々のヒット作を生み出してきました。今回は、柔らかく温もりのある錫の特性を生かしたビアカップを製作します。
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酒器石川県 輪島塗輪島キリモト詳細をみる酒器 石川県 輪島塗
輪島キリモト職人の技術を頼りに、漆の領域を拡大
天然木に布着せを施し、地元で産出される珪藻土を焼成粉末した輪島地の粉を活かした輪島塗技法は「本堅地」と呼ばれ、世界に誇れる伝統工芸です。200年以上、7代にわたって木と漆に携わってきた輪島キリモトは、高度な職人の技術を暮らしに溶け込むもの作りに注いできました。力のある木地師と塗師が一緒に働く工房なので、器から家具、建築へと範囲を広げ、漆のある空間創りを提案しています。輪島塗りのなめらかな口当たりで、日本酒のおいしさの可能性を広げます。
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TSUKURIBA紹介
「買うから、つくるへ。」をコンセプトに、ものづくり作家・工房とデザイナー・プロデューサーをつなぐプラットフォームで、ものづくりを一気通貫でサポートしています。